英語力

2020東京オリンピックが決まってめでたい雰囲気の中、危機感はつのるばかりである。
何のことかというと、自分の英語力について。

ここ1~2年で僕も英語を使う機会が一気に増えてきた。

もちろんPIXTAの海外展開に関連するものが多いが、英語力が足りないことを最も悔やむタイミングは、海外競合サイトのトップとの会談である。

日本でPIXTAがゆるぎないポジションを固めつつある中、やはり海外の大手サイトとしては見逃せない市場である日本を攻略するため、当社にアプローチしてくる。

僕らとしても、はるか先を進んでいる特に欧米のモンスターサイトの実情や戦略を肌感覚で知れるまたとないチャンスなので、積極的に情報交換しにいく。

しかしそこでリスニング、スピーキング力の不足が壁となり、聞きたいことの半分も聞けずにタイムアップとなってしまう。毎回実にもったいないと思う。
(幸い内田・遠藤の2人の役員が英語がイケるので実際なんとかなっているが)

結局これまで本気で英語を身に付けてこなかった自分の責任なのだが、今になってその代償がコミュニケーションコストの壁、ひいては世界への壁となって現れ、本当に残念すぎる。
(といっても徐々には向上していて(はず)、そう遠くないうちに不自由なく英語でやり取りできるようにはしたいと思っているが)

この状況になって思うことは、よく言われるように、むしろ日本国内である程度の規模のビジネスが作れることが災いしているということである。
(ただストックフォトはある意味ニッチなので、いち早く海外に出る決断をして実行に移したのは幸いかもしれないw)

日本国内のみでビジネスを完結しているうちは英語を使う機会がない、というか使いたくても使えない。英語を口に出して使うためには、わざわざそのための時間を別に取って英会話スクールに行ったりやオンライン英会話を受講したり、周りに人がいない部屋で音読するとかしかできない。

これは事業の成長にすべての時間を投下したいベンチャー経営者としてはかなりの無理ゲーである。

その意味では楽天の英語公用語化も、多少強引だけど危機感はものすごくわかるし、全社員の7割が不自由なくコミュニケーションできると一気に事業展開の可能性が広がるのは間違いないと思う。

ということで今夜も睡眠と英語勉強のトレードオフと戦いながら、そして1週間前に録画してあるマンU×リバプール戦の誘惑をはねつけながら英語力向上にがんばろう。