fotowa4周年で1歳の誕生日


我が社の新規事業fotowaが、今日2月29日でリリース4周年を迎えた。

いまだになぜかはわからないが、4年前のうるう年の2月29日にリリースしたので、毎年リリース記念日がいつなんだ論争がささやかに沸き起こっていた。

ようやく4年ぶりに本当の誕生日を迎えることができたわけだが、fotowaの状況的にはこの4年間はあっという間で、まだ1年ぐらいしかたってない気もするので、ちょうどいいのかもしれない。

という冗談はさておき、fotowaはPIXTA以外の初の新規プラットフォーム事業である。

PIXTA上にはいろいろな機能やサービスを乗せてきているが、新たなプラットフォームを完全新規で立ち上げたのは初めてである。かつプロダクトオーナーは当時役員でも部長でもない、PIXTAのマーケティング担当であった李という女性に白羽の矢が立った。

新規プラットフォームも初、事業責任者を抜擢して任せるのも初、出張撮影マッチングサービスも世の中的には出てきたばかり、ということで、ちゃんと事業として立ち上がるのかは全然わからなかった。もちろん仮説と見立てはあったけど。

PIXTAからデザイナーの小川とエンジニアの佐伯が片道切符でアサインされ、3人チームで2ヶ月ぐらいで最速リリース。しかし半年間は鳴かず飛ばず。

やはり厳しいかと思い始めた頃、11月の七五三に向けて予約が急激に伸びてきた。
結局初年度の撮影件数は612件、翌年が4772件と飛躍的に伸び、期待の持てる新規事業と位置づけられた。

その後はうまくいくこともいかないこともありながらも、出張撮影の代名詞となるようなサービスとなるべく順調に成長を続けている。

ところで事業責任者の李は僕から見ると、良い意味でパラノイアだ。とにかく偏執狂である。良い意味で。

fotowaにまつわるあらゆるデータ、ユーザーの動向、世の中の動き、競合の状況などをひたすら朝から晩まで収集しまくっている。敵にはしたくないタイプだ。

そしてfotowaというサービスに憑依した状態で日々過ごしているので、誰よりも精度の高い判断ができる。そしてそこまで状況を把握していない役員の意見は、李は話半分で聞いて終わることが多い笑。良い意味で。

そしてその李のもとに、10人以上の多種多様で強力なメンバーが集ってきている。
さらにfotowa事業部外からもマーケ・開発・広報など、PIXTA事業で培ってきた知見を全力で投入している。

出張撮影という文化をつくる目標は壮大ではあるが、この李とメンバー、さらにピクスタの総力を上げたバックアップ体制なら実現できるのではないかと日々思えてきている。

fotowaとメンバーのみなさん、4周年と1歳の誕生日おめでとう。
これからもfotowa事業の躍進を期待しています。

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